偏頭痛と月経痛

はーい!私も10代の頃からずーっと偏頭痛持ちです。今は「偏頭痛」と「後頭部神経痛」の合併タイプです!

子どもの頃は「頭が痛い」と親に言うのが怖くて言えずにいました。初潮を迎えたその日も猛烈な頭痛から始まりました。生理痛も凄く酷くて、泣きそうなほど、お腹と腰が痛くて痛くて。。。でも保健室の女性の先生は「生理痛なら教室に戻りなさい」と休ませてくれませんでした。

20代になると今度は、生理前になると必ず毎月、風邪のような症状になるようになり、仕事に支障をきたすようになり、婦人科に受診しました。
「月経前困難症(PMS)」と診断されましたが、ピルを飲むか、月経前に不眠の症状もあったので睡眠導入剤、そして頭痛時に鎮痛剤を勧められました。結局、当時は対処療法しかなかったのです。→PMSについてはまた後日説明します。

その後、30歳になった頃だったか、月経前になると腹部に猛烈な激痛が!前回とは別の婦人科クリニックを受診すると卵巣が腫れているとのことで「良性の卵巣嚢腫」ではないかと診断され、ホルモン療法としてピルを服用することになりました。数ヶ月で卵巣は元の大きさに戻り、月経前困難症もピルのおかげでおさまりました。でも、体重は5キロ(受診前は体調不良で5キロ減っていたので、実際は10キロ増!)も増えてしまい、それがネックでピル服用は止めました。

脳神経外科でCTを撮って貰ったこともあります。もちろん異常なし。「偏頭痛」と「緊張型頭痛」の合併タイプという診断でした。頭痛と付き合いながら、今までやってきました。雨が降る前になると頭痛がするので「天気予報頭痛」と勝手に呼んでいました。

不思議と妊娠中は頭痛ゼロ!
出産後は、仕事を辞めたせいもあってかおさまっていましたが、子どもの成長とともに頭痛が酷くなっていきました。
またCT検査してもらいましたが異常なし。酷くなった原因は、姿勢による「後頭部神経痛」というもので、首の後ろから頭皮にかけて刺すような激痛がします。子育てをしていると、どうしても子どもの目線で首を曲げることが多いですよね。

といわけで、私の人生、頭痛との共存です。

さて、天気で頭痛が酷くなるのは、低気圧によって脳の血管が広がり、そのそばを走る神経を刺激するからです。これは気温の急激な変化でも起こります。冷たいとこから、暖かいとこへ行くのも血管が拡張します。暖まったカラダを冷やすのもよくありません。人間のカラダは、元に戻ろうとするチカラが常に働いています。ですから、冬場ちょっとした外出時も首元にマフラーなどを巻いて保温しておくと良いそうです。(頭痛外来のドクターから教えてもらいました)

頭痛で困ってる方、一度はちゃんと頭痛外来でCT検査は受けて下さい。その上でご自分に合った、処方薬を服用しましょう!!
市販薬でごまかしていては大事になりますよ。

ADHD/ASD/発達障害の専門家の探究〜Recherché LIFE〜

心理系大学院修了後、医学部助教として約10年勤務。「脳科学・心理学・生理学」の3つの専門性を活かして講義や研究に励んできました。特に発達障害の脳科学研究が専門。同時に心理臨床のスキルを活かし、小中高校でスクールカウンセラーとして子供から大人まで色々な方の様々な相談や問題(発達障害、不登校、DV、いじめ、学級崩壊etc…)を一緒に解決してきました。専門的な話から非常識な話まで何でも受け止めます。

0コメント

  • 1000 / 1000