年間打率3割を目指す!

年間打率3割と言えば、かなりのツワモノ打者ですよね?

でも、「子育て」に置き換えるとどう思いますか?

年間打率7〜8割狙っていませんか?
中には、完璧目指して「私ダメだわー」って時に凹んで、また気持ちを切り替えて、また凹んでって繰り返していませんか?


私自身も「子育て」の真っ最中です。
ですが、今まで仕事柄たくさんの子どもや大人に携わる機会があり、研究もして論文や本もたくさん読んだせいでしょうが、自分の子育ては「100人目の我が子」と思えるほど客観的です。

我が家の子育て方針は、別記事でご覧ください。


さて、話を戻しますが、
年間打率7〜8割なんてプロの選手でも無理なんです。

「3割打ててたいへん良くできた!」



親は最初から親のプロではありません。子どもと共に親にさせてもらっています。何人子どもを育てていようがいまいが、子ども一人ひとり個性があります。つまり、投げてくるボールが違います。
ですから、同じように打ち返せるとは限らないし、ヒットやホームランを狙って大振りしたら、空振りに終わるのです。


では、年間打率何割を目指すのか?

まず2割です。

2割打てれば、レギュラー入りです(笑)


24時間365日勤務の子育てにおいて、2割が実際どれくらいの成績か計算してみましょう。

食事時や宿題をメインに考えて、
朝、昼(宿題のとき)、夜、
と1日3回の打席があるとして、
一週間。三打席×7日=21打席
この21打席中2割うまく打ち返せることができれば◯ということで、

4、5回/1週間

という計算になります。

どうですか?
数字にすると、すごく楽な気持ちになりませんか?

プロの親なんていませんから、まずは2割バッターで充分なんです。

これでうまくできたら、3割バッターを目指して「イチロー」のように永くプレイできる息の長いプレイヤー目指していきましょう(笑)



凹んでるより、前向きに自分のことを認めてあげて下さい。
お母さん自身が「自分を好き」でいられることが大切です。
そうすれば、お子さんも「自分が大好き」って大きな声で言える自尊心の高い子に育つエネルギーになります。





ADHD/ASD/発達障害の専門家の探究〜Recherché LIFE〜

心理系大学院修了後、医学部助教として約10年勤務。「脳科学・心理学・生理学」の3つの専門性を活かして講義や研究に励んできました。特に発達障害の脳科学研究が専門。同時に心理臨床のスキルを活かし、小中高校でスクールカウンセラーとして子供から大人まで色々な方の様々な相談や問題(発達障害、不登校、DV、いじめ、学級崩壊etc…)を一緒に解決してきました。専門的な話から非常識な話まで何でも受け止めます。

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