観る眼を養って、バランスを保つ。
世の中には色々な
バランスがあり、
その均衡がひとつの
良さや美しさの表れだったりします。
発達障害を持つということは
そもそも
脳の中の神経伝達物質や
神経細胞そのものが
アンバランス(あるいは未発達)
という状態で
日常生活、社会生活を送るという
ことです。
ですから、
努力や根性論でどうしようもないことや
変えられないことがあるのです。
仮に一時的に緊張感や努力で
その場をしのぐことができても
ストレスに弱いので、
あとで、その分のシワ寄せがきます。
発達障害のことを
発達凸凹と表現されることもありますが、
一見、《普通》に見えるので、
凸凹がどこにあるかわかりにくい人もいれば、凸凹がありすぎて、変わった人というレッテルを貼られてしまう人まで
その程度は、それぞれが持つ
発達障害の特性によって
本当にさまざまで、マニュアルがありません。
だからこそ、発達障害を持つ人、あるいは
発達障害を持つ人に関わる人は、
自分自身、あるいはその人をよく知る。
行動のクセや
思考のパターンを知る
必要があるのです。
そのためには、
《観察》しなければいけません。
そして、
観察して気がついたことを
【記録】して《変化》に気がついてください。
子育てもそうですが、
幼稚園や保育園に通い始めた頃や
小学校に通い始めた頃って
心配で様子を気にしたり、
些細なことも気になったりすることも
あると思います。
ですが、
慣れてしまうと、
《できて当たり前》のことは気にしなくなります。
そして、できて当たり前のことが
できなくなって慌てて心配するのです。
例えば、
学校に急に行かないと言い出したとか。。。
できて当たり前のことも《出来てる》と
きちんと評価してあげてください。
「いつでも見ているよ」と
サインを送ってあげてください。
それは安心感を与えます。
余計な心配をする必要はありません。
《観察と記録》これを続けることは
《変化》が起きた時の対処を選択する
手助けになります。
また《観察と記録》をすることで
客観的な視点を持つこともできます。
つまり、主観と客観の2つのバランスをとることが出来るようになるのです。
問題は起きても仕方ないこともあります。
防ぎようもない失敗だってあるのです。
失敗から学ぶことが多いことだってあります。
つまり、
大事なことはその後の対応&対処です。
自分のバランス感覚を養い、
広い視野を持つと、
身の回り起こる問題や自分の問題を解決できる対応能力、対処能力が身についていきます。
yuri464ta@icloud.com
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