声を意識する子育て
暑くなってきましたね。
さて、私にも娘が一人いますが、
今のところ、いわゆる「手のかからないニコニコさん」です。
脳科学や神経発達障害の研究、心理学を実際の自分の子育てに活かして(いや、むしろ机上の空論と思われるものも実験的に実践)きました。
親と子は社会のいちばん小さな単位だと言えます。
成功か失敗かなんて、結果はほぼ自分が死ぬときまで分からないし、たぶん、良いときもあれば悪いときもある、そんなもんだと腹を据えて子どもに関わっています。
一喜一憂しない。木を見たり森を見たりと視点を変えて観る。
これが私のスマイル育児の基本です。
そして、相手(子ども)と関わるとき、いちばん気をつけなければならないことは、『声のトーン』だと思います。
いくら笑顔を取り繕っても、声のトーンは、相手(子ども)に敏感に伝わってしまいます。
実は私は、今のところ子育てをしていて、自分の子どもを怒ったことがほとんどありません。もちろん、危ないことや周りのお友達に迷惑になるようなことをした時は、言って聞かせます。
普段の『声のトーン』と『喋るスピード』をなるべく一定に保つことで、子どもに伝わりやすく、また自分にとってもフィードバッグがかかって落ち着きがでます。
ここで大切なことは、相手(子ども)にとって、どんな声のトーンが好ましいかは異なるので、自分の都合ではなく、相手にとって心地良い声のトーンを探って使い分けるということです。
声色を使い分けるだけで、
「今は遊びの時間」
「今は集中する時」
「今は自由な時間」など
本人が気がついてくれるようになります。
それは、決してこちらの(親の)顔色を伺っているわけではありません。
今は何をしなきゃいけない時か、判断するチカラをつけているのです。
皆さんは自分の声のトーンを意識して喋っていますか?
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